ナウパカの花をみて、何を感じますか?
白く小さな花は、大きな緑の葉の陰に隠れて、近づいてみないと目立ちませんが、よくみると、真ん中にたくさん固まって咲いています。
でもその花びらの形はとても特徴的。
それはまるで、二つに引き裂かれたかのように、花びらが半分だけしかないのです。
5枚の花びらは、扇形に広がっています。
そしてこのビーチナウパカと同じように、山に咲くマウンテンナウパカも半分の花びらを持っています。
2つが重なり、ようやく1つの花の形になるのです。
ナウパカのエッセンスは、まるでこの形のエネルギーがそのまま象徴されているかのようです。
つまり、必要なもの、ほしいもの、足りないものをみつける、気付く、引寄せる。そうすることで、はじめて1つになるのです。
このエッセンスをとることで、会いたいと思っていた人とのご縁が繋がったり、やりたかった仕事が入って来たり、必要な情報が手に入ったりする引寄せのエネルギーの一方で、自分自身にフォーカスすると、自分の中で迷っていたことに答えが出たり、もうひとりの自分をみつけたり、自分らしさを取り戻したりと、自己変容のプロセスにもつながります。
また、魂のつながりであるソウルメイトとのご縁や出逢いも期待できます。
このフラワーエッセンスを手にした人がみな、ワクワクするような波動に包まれるのです。
植物ノート Materia Medica
離ればなれになった恋人達の花伝説で有名なナウパカ。
山と海にわかれ、半分しか咲かないその特徴的な花びらが切ない物語を思い起こさせる
- 学名
- Scaevola sericea
- 別名
- Beach Naupaka
- 科・属名
- クサトベラ科スカエヴォラ属
- 原産地
- ハワイ
- 分類
- 常緑低木
- 花期
- -
- 花言葉
- 愛の鎖
太平洋とインド洋の、熱帯から亜熱帯にかけての海岸近くに広く分布するナウパカは、ハワイでは、在来種として 主要6島すべてに自生しています。
奄美大島でも海岸近くに咲くナウパカ・カハカイ(Scaevolataccada、他)は、一般にビーチ・ ナウパカと呼ばれます。
樹高1~3mの低木で、高さの2倍程度に枝を広げます。塩害に強く、密生して分布するので、防砂用として植えられることもあります。
葉は光沢があるきれいな緑色で、長さ5~20cm、幅5~7cmで、縁(ふち)がわずかに丸まっていることが多いようです。
2.5cmほどの小さな花は白色で、中央部はクリーム色。花弁に赤紫色の細い縞があります。
半円形の花の反対側からマイクのような花柱が伸び、虫がとまると背中がこの花柱に触れる構造になっています。これが、厳しい環境で受粉を確実に行う工夫です。
果実は白色で、長さ10~13mm、幅5~7mmほど。海水に浮くことができ、長期間漂流したあとでも、漂着した地で発芽します。このことが、この種が広範囲に分布している理由のひとつと考えられます。
ナウパカの作用
昔はナウパカの熟した果実の果汁を充血用の目薬として用いました。